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■変化するbodyライン
十代後半〜二十代半ばの頃は年上の同性から『スタイルが良くてうらやましいわ』などと褒められても実感がありませんでしたし、まったく嬉しくもありませんでした。それどころか嫌味を言われているような気持ちになり素直に喜べなかったのです。その理由は簡単です。自分自身ではそんなふうにまったく思えなかったからです。腕はパンパンでお腹はポッコリ、足はカチカチ。といったようにどこの部位をあげても自分の好きなラインはなく、常に(もっときゃしゃだったら)(もっと細かったら)と不満しかありませんでした。そしていつかは自分の理想のbodyラインになれるんではないかと妄想していたものです。ところが自分の身体のラインへの不満というのは何年経っても同じ事で、足が細くなれば今度は綺麗なラインが欲しくなったり張りがあった方がいいのに。と無いものねだりの繰り返しだった気がします。それから数年が経ち気付いた事は同性の年上の人からうらやましい。と言ってもらっていた頃が一番綺麗なbodyラインであったということです。後から振り返ると腕もお腹も足も全て決して太くてみにくかったわけではなく、張りがあって整っていたのだと思えます。と同時に昔は年上の女性と更衣室で一緒になると、チラッと見えるストッキングの縫い目のラインがくっきりついたウエストやブラジャーから出たお肉を見て(あんなふうになりたくないな。何であんなふうになるのだろう。しっかり自分に合う大きいサイズを買えばいいのに。)なんて考えていたことを思い出します。でも、その考えは間違えだったと気づくのは自分自身も年齢を重ねてからでした。自分が経験してみて初めて気づきました。くっきりついたストッキングのラインあともブラジャーに押されたお肉も無理をしてサイズの合わない物を身につけているからではないのです。ジャストサイズを選んで身につけていても年齢を重ねているうちに、肉質が変わってしまって張りがなくなり下着などのあとがついてしまったり、お肉が押されると自由自在に移動してしまうのです。自分としては何も変わっていないつもりでいるのに、不意に写された写真の顔や誰かの写真に偶然写りこんでしまった我が身の後ろ姿が自分の想像を超えた姿になっている事実を知り落胆してしまう結果になっているのも、きっとこの肉質の変化からなる結果なのでしょう。このようにどんどん変化してしまう我が身のbodyラインを何とかする手段はないものなのだろうか?
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